[Looker入門] LookMLの開発事始めの儀(その壱):プロジェクト作成 #looker
以前、Looker入門編としてLookMLの用語と概念というブログを書きました。
今回は実際にLookMLを開発するにあたって必要なプロジェクトの作成や、gitとの連携の方法をLookML開発事始め第一弾としてご紹介します。
プロジェクトを作成する
まず、開発モードに入ります。画面の上に青色のバーが出ていれば開発モードに入っています。開発モードとは?と言う方は、以下をご覧ください。
LookMLを開発するためには、まずプロジェクトを作成する必要があります。
左のメニューから開発メニューに入り、上から3番目のプロジェクトを選択します。
プロジェクト画面では、インスタンス内にあるプロジェクトの一覧を確認することができます。画面の左上部にプロジェクトを作成ボタンがあるので、クリックします。
新規プロジェクト作成画面が出てきます。
プロジェクトの作成方法は以下の3つから選択することができます。
- Generate Model from Database Schema
- Clone Public Git Repository
- Blank Project
一番上は、データベースのスキーマからプロジェクトを作成します。Looker側でスキーマ内にあるテーブルをviewにしてくれたり、関係のあるテーブルをjoinしたexploreをmodel内に作ってくれたりします。いちいち自分でviewやmodelを作らなくていい点はメリットですが、大きいスキーマの場合作成までに時間がかかってしまったり、不要なexploreが大量にできてしまって、それらの整理をする必要がある点がデメリットとして挙げられます。
二番目はgitのリポジトリからクローンする方法です。この後にも紹介しますが、Lookerはgit連携をすることができます。gitに公開されているコードを持ってきたい場合には こちらを選択します。
最後はBlank projectです。 シンプルにプロジェクトだけを作成します。手作業で追加できる程度の小さなプロジェクトを作成したい場合にはスキーマから作るよりもこちらの方がシンプルかもしれません。
今回はプロジェクトを作りたいだけなので、Blank projectを選択します。プロジェクト名を入力して作成します。
プロジェクトが作成されました!
左側のメニュー上部の + ボタンからviewファイルやmodelファイルを作成することができます。
Create View From Tableを選択するとデータベースからテーブルを指定してviewを作成することができます。
git連携する
プロジェクトが作成できたら、次はgitとリポジトリと連携させます。
右上のConfigure Gitをクリックします。
GitリポジトリのURLを入力する画面が出てくるので、Lookerプロジェクトと連携させたいGit repoのURLを入力します。
私は今回はSSHで接続する方法選択したので、発行されたSSHキーをgitの秘密鍵に登録して接続のテストを行います。
無事にGit連携できました!
まとめ
LookMLの開発事始めとして、プロジェクトの作成とGit連携について紹介しました。
次回は、viewやmodelの開発をする際に知っておきたい基本的なことについてご紹介します!